「府内町家」は、明快な設計ルールとユニークなプラン方法が特徴です。
躯体は平角スケルトン
府内町家の構造躯体は、長さ6メートル、240ミリ×120ミリの平角材で構成されます。

柱も梁も、6メートルの平角材によって構成されます。
※平角(ひらかく)材…断面が長方形となる材。
6メートル角の立方体が、構造躯体のベースです。この立方体をベースに、下屋(ゲヤ)を組み合わせることが設計の基本ルール。平角材で構成される躯体(スケルトン)から、「平角スケルトン」と呼んでいます。
平角材の利点は、通常の材に比べ、木と木を接続する際の断面欠損が抑えられること。
柱にも梁にも6mの平角材を用います。基本となるスケルトンは、継ぎ材は用いず、すべて一本ものを用います。
6mの材は通常の輸送が可能です。また、柱と梁が同一の材で構成されるため、材料の効率がいいこともポイントです。
※基本は6メートル角ですが、設計バリエーションのため、5メートル、4メートルも用意されています
耐力壁のルール
地震に耐える構造を確保するために、耐力壁にも明快なルールを設けています。耐力壁は、1/3を確保します。それ以外の部分は、ゲヤとの通路や開口部(窓など)に。

各辺の1/3以上を耐力壁とします。
長期優良住宅の要件とされる耐震性能2を確実に担保すると共に、開口部やゲヤの位置を動かし、自由で自在な設計を可能とします。
積み木でプランをつくる。
これらのルールを体現するためのツールも用意されています。積み木を並べることで、敷地内のゾーニングやボリューム感を立体的につかめます。

意識的に空地をつくり、そこに地域の植生を残す。
府内町家では、空地(くうち)も部屋の一つと考えます。躯体やゲヤを配置したときに出来る空地には、植物を植えます。

そこに植える植物は、できれば地域の在来種を。今、日本の植生は荒れ、外来種に駆逐されてしまっています。手入れのいきとどかない山林や休耕田など、かつては豊かな植生のあった場所が、どんどん失われています。
かつては身近にあった秋の七草も、キキョウやフジバカマなどの野生種は絶滅の危機に瀕しています。
そんな植生を取り戻し、残していけるのは、個人の庭しかないのではないか…そんな考えから、一坪野草園をすすめています。
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本社モデルハウス
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